エルメス ウォッチについて
1837年にフランスの実業家ティエリー・エルメスが現在のパリ9区にあたるバス=デュ=ルンパール通りに馬具工房を開いたのが始まりです。
ナポレオン3世やロシア皇帝などを顧客に持ち、馬具工房としても成功しました。
その後、バッグやスカーフ、ジュエリー、香水などのファッションアイテムを展開して、ケリーバッグ、バーキンなど現在も人気のヒットアイテムでハイブランドとして君臨しています。
エルメスは、1920年代からジャガー・ルクルトやユニバーサルなどと協力して時計製作を始めました。1978年にはスイスのピエンヌで時計専門の子会社「ラ・モントル・エルメス」を設立し、本格的に自社ブランドの時計製作に乗り出しました。
エルメスは懐中時計の鎖に代わって、革のストラップを使った「ブレスウォッチ」を制作し、1928年にはゴルファー向けに「ベルトウォッチ」を発表しました。革を活かす職人技とアイディアにより、エルメスはファッションアイテムとしての時計で先駆者となりました。
エルメスの美しさと機能性を追求したモノづくりのポリシーが時計製作にも表れています。