ジラール・ペルゴについて
1791年にジュネーブで時計・宝飾職人のジャン=フランソワ・ボットが時計工房を設立したのが始まりです。
1856年にコンスタン・ジラールが、妻マリー・ペルゴと共にジュネーブから113kmほどの距離にあるラ・ショー=ド=フォンに「ジラール・ペルゴ」として工房を設立しました。
1906 年、ジラール・ペルゴが極薄ケースの宝飾時計を制作していた「ジャン=フランソワ・ボット」の工房を取得したことで、230年以上にわたる、高級機械式時計を自社一貫生産する老舗高級時計ブランド(マニュファクチュール)の一員となりました。
1879年には、ヴィルヘルム1世からの注文で、ジラール・ペルゴがドイツ海軍将校用に史上初の量産型腕時計を製造しました。
日本に最初に正規輸入されたスイス時計はジラール・ペルゴで、創業者の妻マリー・ペルゴの弟で時計職人のフランソワ・ペルゴが幕末動乱期の1861年に来日し、横浜の商館を拠点として懐中時計の販売を開始、1864 年から日本に正規代理店を開設しており、日本と親しみのあるブランドの一つです。